茨道雑録

旅レポ(という名の妄想語り)その2


2日目は五能線全線攻略でした。
念願の五能さんに会うためなら、私だって5時起き出来るんです。(ついったーで、休日は午前中に起きない人で定着してしまった)

五能さんは。
想定以上にワイルドガイでした。
五能さんはもともと、寡黙な男前を想定してはいたんですけどね・・・
北の路線の中で、唯一上官に物怖じせずモノが言えるの、誰がいいかなあと思って、日本海の荒波をかぶりながら走るらしい五能さんにしようそうしよう、とか考えていたのですね。
3月にてっぱくで雪の特集やってた時も、力技の雪中行軍が男前すぎてシビレた。
それから、昭和41年の土砂崩れによる東北本線不通における振替も、すんげえ力技だったらしい。
本線様の振替(特に、貨物を滞らせるわけにはいかなかった時代)を単線で担ったらしいです五能さん。

かっこいいなあ♪

ふだんは津軽弁を喋っているはずです。(私には再現できませんが)
南部人の八戸さんとは仲が悪いことになってますが、ウチの作中に登場するときはあまり仲悪そうじゃないという謎。

五能さんこんなビジュアル。




おはようございますはじめまして五能さん、想像通りイケメンさんですね。(ご挨拶)
ザザー!



五能さん、晴れ女二人分(うり太さんと私)のパワーを軽く鼻息で吹き飛ばす。フンッ!
えと、日本海は荒海こそが醍醐味ということですかそうですか。
結局、途中の乗り換え駅にて折り返し列車が20分遅延につき、深浦では30分ばかし遅延してましたが、最後には取り戻していました。(5分とか10分とか20分とかの調整停車時間を少しっつ縮めれば楽勝)

五能さんは海の男ですが山の男でもあります。
世界遺産、白神山地が背後に控えているのです。
海からすぐ山、といえばチバスターズが誇る房総半島の最高峰ザ・ノコギリ・マウンテンがあるのですが(久里浜から東京湾フェリーに乗ると見えます)、白神山地も日本海の荒波をかぶる位置にあります。
まだ緑多き季節だったせいかわからないのですが、五能さんは時おり、ガサガサガサガサッという音を立てます。
五能さんは、生い茂る木々をかき分けて走行されます。
(最初いったいなんの音かと・・・・)

五能さんは、想像以上にワイルドで想定以上に男前でございました。
ありがとう五能さん!
2010年09月29日(水) No.387 (鉄)
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旅レポ(という名の妄想語り)その1


東北ローカル線パスを利用して、秋田内陸縦貫鉄道と五能線に乗りに行って来ました。
東北ローカル線パスは、18切符と違って三セク区間も乗れるので、東北のローカル線に乗りたい、という目的にはぴったりです。3日間有効。6000円。



別に回し者ではありませんが(しかしJRはともかく三セク君たちの頑張りを見ると応援したくなります)、お勧めです。
*去年9月に本線旅したときにチラシを発見し、ローカル線キャンペーンと称して1月の本にネタとして混入したのでした。

縦貫さん(地元では「内陸線」さんでした)は、とにかく頑張っていました。



内陸さんは、根性の人です。
国鉄だった時代、北側(阿仁合線)と南側(角館線)のみ細々と生きていて、民営化とともに赤字ローカル線として三セクに移管、その後で真ん中を工事して予定線の全通を成し遂げました。
・・・根性だ!

需要を冷静に考えた場合、本当に全通させる必要があったのかどうか疑問ではあります。
実際、地元の人で真ん中部分を乗る人はいなかったです。
でも去年、喜多方から日中線の廃線跡見に行って、志を果たせずして消えた路線の無念を感じ取ってきたので、三セクになってから全通果たした根性は素直にすげえと褒めたいです。
(日中線の宿願であった「会津ー米沢縦貫」のほうが、まだ通す意味があったように思えるんですがね。あれが果たされていれば、浅草ー日光ー鬼怒川ー会津ー米沢→奥羽本線、てもう一個真ん中ルートが出来てたんですよね。)

生き残るためにとにかく必死。しかし、いすみのどこかスレた必死さ(だってムーミン塗っちゃうとか車両売っちゃうとか金出させて運転手募集とかさ)と違って、地味に地道に必死。
観光アテンダントのお姉さんの秋田訛りの案内(あの訛りはおそらく戦略)、グッズ販売(財布のヒモが固いと業界で言われるリタイア組とおぼしき夫婦も、なんか買ってたし)、それから唸ったのが景色の良い場所で徐行した時の絶妙な写真パネル登場。
「こちらの渓谷は、紅葉の季節はこうなります。雪景色はこうです。」
おおお、その時期にまた来たいと思ってしまうではないか!!!



阿仁合ー鷹ノ巣間を乗った子 ↑

実は、内陸さんと似た人生を歩んできた路線があるんですよね。
田沢湖線です。
盛岡ー雫石間の橋場線、大曲ー田沢湖の生保内線として戦前を生き、戦後に山越えして全通を果たし(戦中は、不要不急線として線路剥がされたり)、東北新幹線の盛岡開業に伴って盛岡ー秋田を結ぶ特急が走るようになり、そして、いまやなんと新幹線が走っているという。

秋田上官のタタキアゲっぷりすげえーーー!!

このへん、たぎりすぎるので今回自重。
内陸とは、古いダチだと思います。二人でクマ皮着て猟銃持って食料を確保しに山へ・・・(いかん自重だってば)
2010年09月25日(土) No.386 (鉄)
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お知らせなど


OFFLINEを地味に更新しております。
といっても、アミコス様で判明したスパークのスペ番と、参加アンソロの案内くらいしか新着情報はありません。
スパークは新刊なしです。量産型じゃないもので・・・すみません。

アンソロに参加させていただきます。
●地下鉄IN (三田&南北相互直通10周年記念企画)10月スパークにて発行
IとNのためのアンソロだなんて、素敵すぎるのです。もう、自分が書き手であることを忘れて今から読むのを心待ちにしている次第。
私が量産型の書き手だったら、今ごろカプってるINをぼこぼこ産んでいたと思うくらいIN好きです。(あ、アンソロはカプなし企画なのでカプ話ではありません)
そういえば、IN布教を地味にやっていたところ「ああ両方とも本命は別にってやつ?」と言われたんですが、違うんです私のはお互いに大本命なINです。
他のジャンルの時もあったんですが、公式タスキがけCPとでもいいましょうか、公式あるいはメジャーカプを斜めに寸断するような組合せ(A×B、C×Dが主流ならA×Dとか)に落っこちることがけっこうあるので、不倫じゃないのに不倫くさいとか言われちゃうのではないかと。
不倫くさいは褒め言葉だと取るようにしています。(超ポジティブ)


●NO UTSUNOMIYA NO LIFE!!(宇都宮アンソロ)11月擬人化王国にて発行
宇都宮攻なアンソロです。
左側アンソロになんでオマエが入ってるんだよ、ってええその通りです。
まあ誹謗は甘んじて受ける所存です・・ええ。
今までに参加させていただいたアンソロも合同企画もイロイロ場違いではあったのですが。究極の場違いだと思います。
でも宇都宮スキーの皆さんは右左どちらもOKという方多いので、敢えてここで宣伝させていただきますね。
まだ原稿提出してもいないのに、今から読むのが楽しみという。


五能さんのワイルド男前さについては、改めて語りに来ます。
(ほんとにワイルドだった・・・・)
2010年09月23日(木) No.385 (鉄)
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